「俺はお前と二人っきりになりたいからわざわざここに連れて来たんだけど?
お前はそんなに俺といるの…嫌?」

さっきまでと雰囲気が違う。

これは…男の人の目?

「ち、違っ」

すっと私の髪の毛に手を伸ばす。

「…っふぁ。」

ふと漏れた言葉に自分でもびっくりした。

咄嗟に口を押さえて顔をそむける。