「しょーうたっ!おはようっ!」


…………―ドキッ


いつものように、俺を見つけ、

おはようと言ってきた

俺の好きな人。



小動物みたいで

小さくて、可愛くて。



女の子顔負けのあの笑顔。

坂下 春♂




そう。俺はあろうことか

男を好きになってしまったのだ。