そしてあたしの腰を抱き、真鍋先輩にあたしを引き寄せた。

あたしの頬には真鍋先輩の右胸。

くっついている部分があつかった。

もう真鍋先輩はこないだろうと勝手に思っていたあたしにまた真鍋先輩があたしの口を塞いだ。

3回目ですけど、真鍋先輩。

あたしはなれたのか、真鍋先輩の舌と自分の舌を絡み合わせて、キュッと真鍋先輩の服の袖をもった。

また離れた真鍋先輩。

「もう暗いし帰ろっか」

『……うん…』

真鍋先輩は神社にくるときに乗ってきたのか、自転車をひいてあたしの隣に並んだ。

それからはお互い無言で、マンションの前でわかれた。