「…新。この時期だとホテルはとれないよ」


「えーーー!?」


「夏休みだからね。多分どこも満室だと思うよ」


「う、嘘だろっ…」


それぐらい気づけよ…。


ってか、ここにつく途中静かだったのは旅行の事を考えてたからか…。


「…泊まる所はあるぞ」


「「は?」」


泊まる場所があるだと?!


「八尋!本当か!?」


「ああ」


うそ~…。


何であるの!?


まさかこうなると思ってホテルを予約してたとか?!


八尋って頭良かったっけ?


「千尋の歓迎会もしてないし、ちょうどいいんじゃないかな。綺羅、いい?」


「…ああ」


「よっしゃ!明日、ここに7時集合な!」


「「「お一!」」」


はい?


明日?


しかも7時!?


まじかよ…。


今日はとっとと帰って準備しないと…。