「いやっ・・・た、すけてっ」


嫌だ。犯されたくない!!


「おい!何やってんだよ!」


「え・・・」


し・・・翔先輩・・・?


「てめぇら人の女に何してんだ」

「翔先輩!」


「翔・・・!?」


「まさか”翔”って”藤井翔”?」


「なんか文句あっか?」


翔先輩は今までに見たことのない怖い顔をしてた。


「す、すみません!翔さんの女とは知らずに!
 すみませんでしたぁ!!!!」


三人の男は逃げ腰で去っていった。


私はその場に座り込み、
両手を握った。