しばらくして
母から手紙が届きました。
『プッチだよ
ボクは虹の橋で元気にしてるよ
お水も食べ物も、い~っぱいあるんだよ
だから、もう泣かないでね
ボクはお空から見守ってるからね
いつでも、そばにいるからね
困った事があったら
お母さんに相談してね
頼りないかもしれないけど
ボクもちゃんと聞いてるから
みんなが幸せになれるように
いつも願ってるよ
また、みんなで暮らそうね』
読み終えた後
気づかないうちに涙が流れてました。
お母さん…
私
お母さんの子供でよかった。
今週末は、プッチに備えるお花と
お母さんの好きな果物を持って実家に行こう。
もう泣かないよ
目を閉じれば
そこには虹の端がある
いつでもプッチが
そばにいるからね。
《完》
最後まで読んでくれて
ありがとうございます。
このお話しを書き始めたきっかけは
猫ちゃんが亡くなった現実を受け止めて、気持ちを落ち着かせるためでした。
書いていくうちにPV数が増え
温かくて優しい感想をいっぱいいただき
とっても励みになりました。
野いちごさんのお勧めにもなり
たくさんの人に読んでもらえました。
本当にありがとうございました。
今の私は、もう泣いてません。
亡くなった瞬間の場面より
楽しかった事を思い出す方が多くなりました。
プッチへの感謝の気持ちでいっぱいです。
私はプッチに会えることを信じて
自分の人生を一生けんめい生きて行こうと思います。
幸せになる努力をしながら
人間も動物も、いつかは亡くなってしまいます。
その日は突然来るかもしれない。
後悔しないように一日一日を大切に過ごそうと思いました。
このお話しを読んで
みなさんが何かを感じてくれたら嬉しいです。