「はは、すいません遥さん。」
沙夜は苦笑いしながら
私の頭を撫でた
「わりぃ!遥ー待った?」
「あーさすがに暑ちぃな…」
そこに来たのは
見知らぬ男性と昴くん…
「遅ぇよ、」
遥さんがそう言うと昴くんが
「すいません」と笑った
「あ!莉亜ちゃん!
ひっさしぶり~覚えてる?」
昴くんが私に近寄ってきて
手を握るとブンブンと
握ったまま振られた
「う、うん!覚えてる」
戸惑いながらもタメ語で
話しちゃう私、馴れ馴れしいかな?
「わーやっぱ可愛い~」
昴くんは私の頭をポンポンと
撫でながら微笑む
「昴!莉亜に触るな!」
間に入って私と昴くんを引き離す
沙夜は少し怒ってて
昴くんも「怒んなよ~」って
笑って離れていった