「はぁ…後でちゃんと
謝らないとね。」



ため息をついてベッドで
背伸びをしたら携帯がなった


表示は『沙夜』

遥斗じゃなくてよかった…



そう思いながらも電話に出る




『莉亜!?大丈夫!?』

「あーうん、わりとね」


『今教室の窓から学校の門
見てるんだけどさ…さっきから
女の子で賑わってると思ったら

遥斗さん学校まで来てる』



え……なんで?
わざわざ学校まで?


「なんで…」


『莉亜がいきなり消えたから?
わかんないけど…あんた探してた
みたいだよ、

早く仲直りしなよ?私は仲直り
昨日したんだから』



沙夜の仲直りいつも速い

秋人さんは言葉でちゃんと
伝えてくれるからなー