その女の人の手を握って 反対の手で腰に手を回して 女の人を外に案内していく 遥斗。 私がこんなに濡れてても お客さんを優先して また触れて このくらいのことで妬いてしまう 私がもの凄く惨めに思えて 堪えきれなくなった涙が 次から次へと濡れている服を また濡らしていく 「莉亜ちゃん!!」