「は、遥斗…」


私がシーツに顔を隠しながら
名前を呼ぶとシーツごと
抱き寄せられる




「やっと手に入った」



「うん…」



そういってからまた
強く抱き締められて



すごく幸せを感じれる



すると遥斗が誰かに電話を
かけ始めた



「あ、秋人。
やっと手に入ったよ姫が、
あぁ…昴にも近づくなって
伝えといて。ん、
じゃぁな」