「いらっしゃいませ、
沙夜様、ご指名はございますか?」


ボーイであろう綺麗な顔をした
男の人が沙夜に問いかける


常連!?沙夜!!
名前、覚えられちゃってる!


「誰でもいいから~、、、
あっ!そうだ!遥さんを私に!!
で~この子には昴で。」


「かしこまりました、」


ボーイが頭を下げて立ち去る


待って待って!
私男の人駄目だってばー!


「昴は私のいつもの指名してる人
だから大丈夫よ♪」


来ちゃったからには出れないし…
沙夜なら信頼できる。


とにかく座っとこう。


周りではテレビで見たようなホストが
お客さんと楽しげに話したり
スキンシップをしたり



「失礼します、昴です!」


「久しぶりー元気だった?」