「そ、そうなんだ・・?」
目移りなんかじゃ
ないことに安堵する。
「うん。つーことで俺が係り
終わるまでその子よろしく!」
「・・・えっ!?
あ、ちょ、待って、蓮君!!?」
パニックになる私。
人見知りの私に?
今会ったばかりの子をよろしくと?
あ、あ・・あり得ないッ!!!
抗議しようとした時にはすでに、
蓮君は走り去っていた。
サッカー部で鍛えられた俊足。
さすがだけど、
いつもならカッコよくて
自慢したくなるんだけど・・。
今だけは憎らしかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…