「わっ、私っ!そんな簡単に芸能界入りしたい、とか、そんなんじゃないの‼自分の力で芸能界入りしようって思ってたのに……‼」 大声で言ってしまった。 父は口を開けてびっくりしている。 「…わかった。真梨がそんな風に思ってたなんてな。勝手に決めて悪い。…今、真梨が言った事は、社長に伝えておくよ。真梨の電話番号を教えてくれ。何かいい案が浮かんだら、携帯に電話してくれる様、頼むからさ」