広瀬の言った通りだった。 ほんの少し、気分がスッとして ほんのちょっとだけ、気持ちが落ち着いた。 広瀬はオレが泣くのを辞めるまで、ずっと優しく頭を撫でてくれ オレの気が済んだ事を察すると 何も言わずに微笑んで しっかりごま塩を机に置いて帰って行った。