学校に着くと、クラス表が貼ってあった。
A組
  早瀬 麗亜
    …
    …
  山川 礼也

なんとか礼也と同じクラスになれたようだ。

教室に入ると、ざわざわしていたのが、急に静かになった。
皆の視線が集まっている。

何だろう、私の顔そんなに不細工かなぁ。
視線が痛くて下を向いた。

「可愛い」
「ヤバっ、可愛すぎる」

麗:「えっ?」

  「俺、信濃 亮。これからよろしくな」

礼也とは違うタイプだが、かなりのイケメンだ

麗:「こちらこそ、よろしくね!」
 
笑顔で言うと、亮は少し顔を赤らめた。