「つまり....
どういうこと?」


「これだからバカは……!!」
夜瑠を見下した言い方で愉馬男は言った。

「つまり、703年前の誰かが助けを求めてるってことになるな。」


雲行きが怪しくなってきた。

「あ!」

突然夜瑠が叫んだ。


「なんだ?!」

「洗濯物っ。」


夜瑠は家の中へと走っていった。