屋上につくと、未羽は来てくれていた。




「みぅ!…あっ、三浦くん!」



『話ってなに?早く言ってくれないと部活おくれんだけど、』


最後の最後まで、未羽はつめたいね。


「そうだよね!!三浦くん、……あの、…」



駄目だ。

言えない。


だってこんなに好きなんだもん。


苦しくて、悲しくて。
泣き出してしまった。



『…?!…まお?どした?』



「…っ」


止めて。

こんな時に優しくしないで。




言わなきゃ…。