次の日、未羽にメールを送った。
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今日の放課後、
屋上に来てくれる?
話があります。
部活前だけどゴメンね。
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直接呼ぼうと思ったけれど、呼んだところで嫌な顔されるのは分かってるから。
『まお、本当にいいんだな?』
「あっ舜…うん、いいの。」
『ガンバレ。まぁ、泣くなら俺の腕の中で泣いてもいいぞ。』
「はぁ?絶対やだしーっ!!」
『おまっ、俺のありがたみをっ』
「うそうそ。舜にはちょー感謝してる。いつも、ありがとうね。」
ほんとのことだよ。
嘘なんかじゃないよ?
『お、おおぅ。』
舜が照れるなんて珍しいな。
なんて思ってるうちにHRが終わっていた。
「それじゃ、いってきます!」
『おうっ。俺はいつでもお前の味方だぞー』
最後まで優しい舜に
ありがと。ってもう一回いって、私は屋上に向かった。