"トントントン"
キッチンからリズミカルな音が聞こえる。
"コトコトコト"
味噌汁作ってるみたい
もう朝なんだ。
「ふぁあ〜…おはよう、お母さん」
「あ〜おはよう瑞希ちゃん…やっぱりアンタの方が先に起きてきたわね…」
「お姉ちゃんやったらまだ寝とぉよ…昨日も夜中にバイク乗って出かけたみたいやけん」
瑞希は寝ぼけ眼で冷蔵庫を開けて飲み物を探していた。
「あの子には困ったもんねぇ〜昨日言っとったとに」
お母さんは呆れ顔で二階を睨む。
「お姉ちゃんなりの一周忌らしいけどね」
「そんな…昨日言ったんよ。今日うちで純也の一周忌するって…瑞希ちゃん起こして来て」
「え〜たく…お姉ちゃん寝起き悪いっちゃけんね」
ぶつぶつ文句を言いながら瑞希は二階へ上がって行った。
キッチンからリズミカルな音が聞こえる。
"コトコトコト"
味噌汁作ってるみたい
もう朝なんだ。
「ふぁあ〜…おはよう、お母さん」
「あ〜おはよう瑞希ちゃん…やっぱりアンタの方が先に起きてきたわね…」
「お姉ちゃんやったらまだ寝とぉよ…昨日も夜中にバイク乗って出かけたみたいやけん」
瑞希は寝ぼけ眼で冷蔵庫を開けて飲み物を探していた。
「あの子には困ったもんねぇ〜昨日言っとったとに」
お母さんは呆れ顔で二階を睨む。
「お姉ちゃんなりの一周忌らしいけどね」
「そんな…昨日言ったんよ。今日うちで純也の一周忌するって…瑞希ちゃん起こして来て」
「え〜たく…お姉ちゃん寝起き悪いっちゃけんね」
ぶつぶつ文句を言いながら瑞希は二階へ上がって行った。