「……書類……そう、書類です!あれを書けといわれても、本名書けないので……」 「あぁ、成る程な」 おぉ!納得した!! 「でも、じゃぁ、J君はどうなるの!?」 「それは……」 俺は言葉を詰まらせ、今だ、ぐったりと目を閉じているJを見る。