次の日の土曜日。

私は愛に付き合ってもらい

不動産屋さんに来ていた。


「どういったお部屋をお探し

 ですか?」

「学生が1人で住むんですけど」


そう言うとたくさんの資料を

もって来てくれた。


「ここのお部屋でしたらデザイナーズ

 マンションですしセキュリティも

 安全ですので安心して生活が

 出来るとおもいます。」


とりあえずそのマンションの資料

だけもらい帰った。


「お母さん、話があるんだけど」

「どうしたの?」

「あたしね、1人暮らししようと

 思うの。でねこのマンション

 なんだけど…」


お母さんに資料を渡すとお母さんは

資料に目を向ける。


「好きにすればいいわよ。

 やりたいことがあるなら今のうち

 にやっとかないとね!

 朝、起きられる?」

「大丈夫!」

「じゃぁ、さっそく明日手続き

 しに行こうか」


再婚祝いに私からのプレゼント。

二人で幸せにすごして

もらいたいから…