いつもと変わらない実聡の態度。

今までなら笑って返せたのに、今は違う…。

もう、今までの様には笑えない…。

実聡の冷めた視線ー

今まで以上に冷たく感じる…。

私はその場の空気に押しつぶされた。

うつむいたまま、くるりと向きを変え一言も発しないまま、屋上のドアを開けその場から立ち去った。

声を出すと泣いてしまうのがわかったから、私は何も言えなかった。

『バタン!』

ドアが閉まる大きな音と同時に私はその場に泣き崩れた。

「うわぁ~ん…」
。゜゜(´□`。)°゜。

子供のように声を出して泣いた…