先輩の名は小太郎。

顔に似合わず可愛い名前だから、下の名前で呼ぶと怒ってきた。

私はからかいながら、あえて下の名前で呼ぶ。

私には絶対に怒らないから。

妹みたいな感じなんだと思う。
(キ▼ー▼)χ(▼ー▼キ)

私は今まで以上に学校に行くのが楽しくなった。




「小太ちゃん♪」

「だから、その名前で呼ぶなっつーの!可愛らしく『先輩ぃ~♪』と呼べ!」
ナァ~ニイッテンノ~ヽ(  ̄∀ ̄)ノ┌┛Σ(ノ ・Д・)ノアウッ!

私達は親友のように常に一緒に居るようになった。



そんなある日、私はいつものようにレミとショットバーに出掛けた。

「最近楽しい事なくてさぁ~。」

レミがしみじみと語ってきた。

「家ばかりじゃ退屈で…金も尽きたし、そろそろバイト始めようかと思う。そしたら、マキともあんまり遊べなくなるけど、でも金がないと走り屋だって出来ねぇ~しなぁ。」

「そうだよねぇ~。寂しくなるけど…我慢する!!」
└(´▽`*)┘

私は笑顔で送り出してあげる事にした。

この日、私達はお酒の力を借りて、逆ナンをやってみた。