「もしもし?山川マキさんですか?」

いつもの男じゃない・・・。

その声は明らかに違う。

誰だよ!

こんな危機的状況の時に紛らわしく電話してきて!

あっ・・・。

もしかして子分か?

もしや男が捕まってしまった情報?!

私は数秒の間に想像を膨らませた。

「そうですけど・・・。」

「こちらは警察署です。」

えっ・・・。Σ(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・Д・) エェーッ!!

チーン・・・(O_O;)

ご愁傷様。

私は心の中で男に線香を与えた。