レミの初体験は中学2年生だった―

その頃から、学校では不良仲間に入っていた。

レミの両手には、数個の根性焼きが光っている。

学校にはいちを来るが、外でたむろしてサボっているような感じだった。

学校の先生も、声をかけるだけで、全く注意しようとしない。

昔、注意した先生がヤンキーの生徒にその場で刺されたからだ。

刺された先生は、大事には至らなかったが

その後から、先生達は不良集団には近寄らなくなった。

いちを、先生も人間。

注意しきれないところを見ると、やはり自分が一番可愛いんだろう。