唖然、呆然。
そんな言葉が似合いそうだ。





私は心の中で、
悪魔の自分がにたにた笑っているのを感じた。


あ~あ、残念だったねぇ、失敗だった?
お兄さん?


同時に、
天使の自分が泣いていた。

なんでですか?
私は私に変わりないのに…。





「え、本当に目みえないの?」