「ジャン、大好きだよ!」
「今からジャンの家に行くね!」

僕は、何度彼にそう言っただろうか

彼の名前はジャンと言った


日本人ではなく、フィリピン人である


僕は日本人にはないものを彼から見つけた
日本人にはない魅力


僕はただ魅了されただけだった



ただ今の僕には理解できなかった