必死に目を瞑って、眠ろうとした。 でも、一睡も寝れなかった…。 夢に…パパが出てきそうな気がして。 朝、あたしが制服に着替えていると、 いきなり東条が。 「今から比嘉の家に行って、話つけよう」 そんなことを言って。 あたしは驚いて東条の手を掴んだ。 「嫌…、なんで?家関係ないじゃん」 「昨日あんなところにいたことは、ちゃんと報告しなきゃいけないからな」 「が…学校は!?」