「私ね、いつかそのクリスタルリバーに行ってみたいの。
あ、もちろんマリンも一緒よ。
ふふ、顔は舐めないでってば。くすぐったいよ、マリン。
あのね、クリスタルリバーには、マナティが住んでるの。
マナティってのはね、ジュゴンとよく似てるんだけど、尾ひれがちょっと違うんだよ。
マナティは尾ひれが丸い扇型ぽい感じなんだけど、ジュゴンは2つに分かれてるんだぁ。
あ~、マナティに会いたいよ~!
ね、マリン。
マリンは泳ぐの得意でしょ。
絶対私と一緒にクリスタルリバーに行こうね!」
"ふたりだけのヒミツ"の内容は、
あんずが大人になるにつれてだんだんと変わっていった。
昔は泣き言ばかり言っていたのにさ。
いつしかそれは、
あんずの夢や将来の話になって。
ねぇ、あんず。
ぼくはうれしかった。
だけどさ、ほんのちょっぴり、さみしかったよ。
だってぼく、あんずが夢を叶える姿、
きっと見ることはできないんだ。
あ、もちろんマリンも一緒よ。
ふふ、顔は舐めないでってば。くすぐったいよ、マリン。
あのね、クリスタルリバーには、マナティが住んでるの。
マナティってのはね、ジュゴンとよく似てるんだけど、尾ひれがちょっと違うんだよ。
マナティは尾ひれが丸い扇型ぽい感じなんだけど、ジュゴンは2つに分かれてるんだぁ。
あ~、マナティに会いたいよ~!
ね、マリン。
マリンは泳ぐの得意でしょ。
絶対私と一緒にクリスタルリバーに行こうね!」
"ふたりだけのヒミツ"の内容は、
あんずが大人になるにつれてだんだんと変わっていった。
昔は泣き言ばかり言っていたのにさ。
いつしかそれは、
あんずの夢や将来の話になって。
ねぇ、あんず。
ぼくはうれしかった。
だけどさ、ほんのちょっぴり、さみしかったよ。
だってぼく、あんずが夢を叶える姿、
きっと見ることはできないんだ。