ぼくたちの散歩道をしばらく歩くと、右手に広い広い原っぱに出る。

そこの地面は短い草におおわれていて。

日光で熱くなったコンクリートでぼくの足の裏が傷つかないようにって、あんずが見つけてくれた広くて大きくて心地いい場所。

すぐそばに見える川は、流れが少し早いところもあるけど、すごぉく澄んでてきれいなんだ。

最高の遊び場だったよね、あんず。