「ミールはさ」
「うん?」
「天使だね」
「はぁ。…?」
「黒猫の天使」
目をまん丸にするミールのしぐさがすごく愛らしい。
きっと、ミールのご主人さまも、あんずに負けず劣らずいい人だったに違いない。
「マリン、あんたばかね」
口ではそういいながら、ミールは微笑む。
「天使だよ。
天国まで連れてってくれるんだもん。
それに、ミール…"平和"、だからさ。
平和をつかさどる黒猫の天使。
似合ってるよ」
「うん?」
「天使だね」
「はぁ。…?」
「黒猫の天使」
目をまん丸にするミールのしぐさがすごく愛らしい。
きっと、ミールのご主人さまも、あんずに負けず劣らずいい人だったに違いない。
「マリン、あんたばかね」
口ではそういいながら、ミールは微笑む。
「天使だよ。
天国まで連れてってくれるんだもん。
それに、ミール…"平和"、だからさ。
平和をつかさどる黒猫の天使。
似合ってるよ」