「それに、瑠璃への任務は貴方のせいで積りに積もってます。」

そうか...
瑠璃が電話でアイツ等とか言ってたのは両親の事言ってたのか...

「....お...まえは...瑠璃のこ、と...」
「...がっ...」

容赦ない蹴りが俺の腹に直撃した。

「瑠璃は、僕の婚約者です。もちろん僕は瑠璃の事を愛しています。」

目の前が暗くなそうだった。
婚約者...?瑠璃に以前翔とどんな関係か聞いたことがあったけど、婚約者だったのか...

「死ぬ気になって来ましたか?他に何か聞きたいのであれば答えて差し上げます。」

くそ、余裕ぶりやがって...
時間が立てば自分でも治せる、でも攻撃が耐えない......

「貴方と瑠璃では、相性が良くないですよ?」

「あ...いしょうっなんて...かんけ...ぐっ」

「なんですか?」

くそ、このまま蹴り続けられたら流石にやばい......

意識が飛びそうな中、あまり周りもしない思考の中どうにかする方法を考える