「屋上でサボるか。」

「はぁ!?何を言っている?僕は貴様と一緒にいるつもりはないっ!」

狙わなかったのは昨日だけだっ!
故に貴様と一緒にいなきゃいけない理由などないっ!
しかも、屋上なんて眠くなるじゃないか!

「...文句言わずについて来い。」

宮野蓮は軽々しく僕を抱えて歩きだした

「おぃっ!離せっ!」

「やだね、逃げる気だろ?それにこんな大勢の人が見てる中なら狙えないだろ?」

意地悪そうに笑って暴れる僕をものともせず屋上まで連れて行った

どこまでも広い青空、澄んだ空気。

「ほら、寝てねーんだろ?寝ろよ」

自分の膝をポンポンと叩いて僕を呼ぶ宮野蓮

「なっ、こんな所で寝れるかっ!」

こんな空中から何が来てもおかしくないではないかっ!←
それに敵の前で眠れる馬鹿が何処にいるって言うんだっ