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しばらく沈黙が続いた、そして宮野蓮がはぁ、とため息をついて

「...下着、見える。」

ん?しゃがんでいたため僕が履いているスカートはちゃんと下着を隠せていなかった

「あぁ、すまないな」

スッと正座の姿勢をとり下着を隠した

「...気をつけろ、ばか」

「ばかでわるかったな。」

「なぁ...瑠璃。」

「なんだ?」

さっきから絶対様子が可笑しい。何かが変だ、この違和感はなんだ?コイツも何か考えてるのか?

「俺いつ帰ればいい?」

「...好きにしろ。」

そうでもなかった。可笑しいと思ったが、そうでもなかったようだ

「ぃや、だって俺帰り道知らねーし」

「...自分の家もわからんのか?」

なんてやつだ、そのくらい常識の常識だろうに...

「そーじゃなくて、この家どうなってんのか知らねーからって意味だけど?」

「あぁ、そういう意味か、目隠しをしろ」

目隠しをさせて家の前まで連れていってやった

「明日からは狙うからな、覚悟しておけよ?」

「上等だ、俺だってお前落とすって目的があんだから忘れんなよ?」