「ミルクティーあっかな?」 「あ、んじゃ一緒行くよ?」 「ん、荷物見といてよ。外寒いし」 昼間の電車だからと言って乗っているのは私たちだけじゃない 出発前だからあまりいないけど、もう少ししたらそれなりに人が入ってきそうだ そんななかに、荷物を起きっぱなしもないか。 「分かった、よろしく」 「おうっ!」 奏、歩くの辛くないかな? 奏に行かせてしまったことを後悔する