そんな時、みんながわいわいしている中、一人の男の子が木の後ろで何かをしていた。

気になった私は、その男の子に駆け寄った。
そして、
「なにしてるんですか？」と尋ねると・・
背中をびくっと震わせてこちらをみてきた。
「わ！？びっくりした・・急、急にしゃべりかけんなよ！」と怒鳴られてしまった。
「ごめんなさい。私、この村に移住してきた・・キョアといいます！」
「そ・・そうか。俺は、ジョウだ。」
そう言うと、ジョウは何かしていたものを抱き上げ去っていってしまった。

変な子・・。

この村の植物はとても綺麗・・。

今日からここに住めるのはとてもとても嬉しいけれど、
やっぱり私たちの村が一番・・。

いつかきっと、取り戻してみせるんだから！！！