「桜の妖精じゃなかったの?」


『嘘付いててゴメン。』


「神さまの事、あたしは好きになっちゃったの……」


『俺だって、一緒だぞ、俺は人間の千代を好きになったんだから』


咲矢………


「俺は今年で神さま終わりだ。次の神さまはもう、決まってるしな」


「いいの?神さま辞めて、あたしと一緒で」


「あたり前だろ、ずっと好きだったんだから」



「////あたしもだいすき」


チュッ


あたし達は見せつけるかのように、軽いキスをした


神さまとの最初のキスは

サクラ色に染まったあたしの唇に降りてきた


あまぁい
あまぁい

チョコの味