「そこじゃね?」


きっとこの声は近藤くん。


この二人なら...


変な噂、流さないでしょ。


カーテン越しに二人が近づいてくる気配がする。


あ、でも...


三浦くんに抱きしめられてる状況で...


顔、あわせずらい.....


どんな顔しとけばいいの?


私がそう考えている間にも2人の足音は近づいてきている。


どうしよう...


どうしよう!!


「開けるよー」


シャッと開けられたカーテン。


それで私はと言うと...


「翔たち...一緒に寝てる!?」


そうです。


狸寝入りです。


少し三浦くんの胸に顔を埋めて...


ちょっと...大胆すぎ?