その感覚はとても気持ちよくて。 こうなった私を止める事が出来る人など、どこにも居ない。 ただただ、ひたすらに気の向くまま歌い続ける。 大きな声で羞恥心も忘れて。 音楽があれば強くなれる。 気が弱く恥ずかしがり屋の私はどこかに行ってしまう。 聞いていた曲が終わっても、次の曲が始まると更に歌う。 このまま、永遠に歌っていられるのではないかと思う程に。 私の中で音楽はもう体の一部となっているのかもしれない。