「高校1年生なんだから別にいろんな人と付き合っていっぱい恋愛した方がいいと思うよ」


「もう十分...」


「つーわけで俺はマスターさんなんで仕事戻ります」


「長い間お世話になりましたっ」



そう言ってマスターはお客さんに接客し始めた。



「よしっ!」



梓が言った。


マスターと話しているうちに、梓はノートの一番後ろのページを開いていた。


そしてピンクのペンを出して、



「ま、さき、に、にあう、ひ、と、ハート、っと!」