『え………?』

『滝沢、無理して笑うなよ』

『無理してな……』

いきなり
疾風くんがキスで口を
塞ぐ。

『…んっ……やっ……やめっ』

そっと疾風くんは
唇を離す。

『泣きたい時には泣けよ。
俺の前で我慢なんて
しなくていーんだよ。』

『滝沢は一人で抱えるくせあるから、
だからそのために
俺がいるんじゃないの??』


…ヤバイ。
こんな時に優しくされたら……。