「大丈夫!心配性だね、社長は〜」


「まっ、あんたの中3でその身長じゃ、女の子に見えないか。」


「なっ‼気にしてる事を…」



好きでこんな170cmの身長に育ったワケじゃないっつの!



「でもそのおかげでAliveのイメージモデルにまでなれたんだから、まあいいじゃない。」


そう言って社長は他人事のようにヘラヘラと笑っている。


「はあ。…んで?今日呼び出したのはそれだけですか?」


「まだあるわよ。今からさっそくAliveの顔合わせに行くから。」



社長が手帳を広げて、予定を確認する。