一人ぼっちの部屋で、あたしはひとしきり涙を流した。 でもあたしは、“独り”なんかじゃないんだ。 どれだけの時間が経ったんだろう。 長かったような気もするけど、短かった気もする。 あたしはケータイを手に取り、ゆったんにメールをした。 『ありがとう!』 『もう落ち着いた?』 まるであたしからの連絡を待っていてくれたかのように、返信はすぐに返ってきた。 『ゆったんのおかげだよ!』 『どういたしまして(^^)v』