「っっ…………よっ、よろしく……?」
突然のことに驚く私。
はぁ〜、ほんと頭の回転悪すぎて、ロクなことも言えない。
ほんっと自分で嫌になるわぁ。
『ははっ、良かった。引かないでくれてありがと!俺は優也(ユウヤ)、黒崎優也、よろしくな?
』
そういってニカッと、おひさまみたいな笑顔を私にむけた。
そんな彼に、私は言った。
「……あの…私…、アズマじゃなくて……
ヒガシ……です…………」
これが、彼とわたしの出会い。
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