沖田sido
平助達が他の男と戦っている時僕はもう一人の男と戦っていた。そしてあちらは刀を持っていなかったと同時にこっちの敵は刀を持っていた。
千「どうした。さっきまでの威勢はどうした。」
総「くそっ」
自分の持ち技である三段突きを振るうが刀の鞘で抜くこともなく回避されてしまう。さっきからこの小馬鹿にしたような態度がムカついてたまらない。早くこいつを殺したい。もう一人の華楠ちゃんと戦っている少女とともに。そんな事を思っている最中
華「沖田さんっ　」
華楠ちゃんの声が聞こえる。瞬時に後ろを横目で見るとあの少女が飛ばされて来た。これはよかったと思い刀を振りかざした瞬間後ろに気配を感じる。あの男は目の前にいる。振り向くと巨大な手の骨が覆いかぶさって来た。それをかろうじて避けたが腕に怪我を負う。
百「がしゃどくろを舐めないでほしいのですっ　」
華「このっ　」
千「は。次は貴様が相手か？」
戦火が止む事なくのたうちまわる。その時口に血の味がした。頭がくらみ自分の体が地面に伏せる。血が地面に落ちる。吐血だ。
しかしこのまま倒れては華楠ちゃんが危ない。
総「君の相手は僕だよね？この子には手を出さないでくれるかな？」
千「その容態で戦うつもりか？人間というものは滑稽だな」
百「千景様。もう薩摩の戦いも今日は終わりのようです。そろそろ引きましょう。こんな奴ら殺そうとすれば明日にでもできるでしょう。」
千「仕方が無い。今日は引いてやる。次会い時までに首を洗っていろ。」

終了