夜「どうしたの平助君。」
平「なあ夜空。俺何で霧ヶ隠村に来たか知ってるか?」
夜「…知らない。」
夜空は俺に向かって知らないと言う。しかし長年の付き合いだ夜空が嘘をつくのは下手だとしっている。俺はそれを見破って力強く問う。
平「教えてくれ。」
夜「知らない。」
平「お前は本当に昔から嘘をつくのが下手だよ。もうばれてるから。教えて。」
夜「今はまだ知るべき時じゃない。知ったら今という幸せな時間はは壊れるよ?」
平「何だそれ…まだってどういう事だよ。」
夜「…平助君。何があったの?」
平「ちょっとな…昔の夢を見たんだ。」
夜「!!…それで?」
平「俺が知らない記憶だったから気になったんだ。霧ヶ隠村にいたときの記憶から出る時の記憶はあるのにそこだけあやふやだったから。」
夜「もうちょっと待ってくれない?いつかちゃんと話すよ。」
平「お前がそう言うのなら」
夜「ありがとう。」
俺としては気になるけれど知りたいけれど夜空の思いつめた顔を見て思った。もう少し。もう少しだけ待とうと。今知れば嫌な感じがする。今が壊れるのも嫌だ。
俺は心を入れ替えた。すると
?「すいませーん!!誰かいますかー!?」
大きな少女の声が聞こえて来た。
平「あ…!わりぃ夜空!ちょっと行ってくる!!」
夜「うん!!いってらっしゃい!!」