私は駅前で1人の友達と待ち合わせをしている。
10分ほど遅れている私は急いで駅前に向かう。

「もー萌遅いよ」

遅れていった私に南は軽く文句をつける。

「ごめんごめん、南、いつ来た⁉」

「10時ちょーど」

眠そうに目を擦る南はすごく可愛かった。

「早えーな」

「萌が遅いんだって」

私達が言い合いをしてると

「あのー…」

と見知らぬ女の人が話しかけて来た。

「「?」」

2人できょとんとしていると

「シクスティーンの街角スナップなんで すけど写真撮らせてもらっていいです か?」

と声をかけてきた。

いわゆるあれですか?
オシャレ雑誌!!キャー❤

「はいっ!ぜひ!!」

私が元気に答えるとその女の人はもうしわけなさそうに言った。

「あ、いや…その隣のショートカットの
"女の子"で…」

「「……」」

私達はめをパチクリしていた。