しかも・・・
大声で色まで・・・

「みどりかよ~・・・
まじで色気ねえな」

「・・・ね」

「なんだよ?」

「死ねーッ!」


あたしは無理矢理
優雅を部屋から追い出した。

やっと
制服を着て、
用意ができた。

飴をなめながら家を出る。


「待てよ、瑠喜」

優雅が追いかけてくる。

あり得ないし!

「最低最低最低最低最低・・・」

「あーもう!分かったよ
俺が悪かった。」

「当たり前でしょ?
マクドおごってよね?」

「はいはい。一件落着って
ことで!後ろ乗れ。」

あ、チャリだったんだ・・・。

「ありがと。じゃ、ダッシュ
でお願い。運転手さん♪」

「任せて下さい、お客様♪」

優雅はものすごいスピードで
坂をくだる。

超楽しい♪