「咲下くん!これ、落ちてたよ。生徒手帳!」




……………運命の始まりだった。

このとき、生徒手帳を


拾ってくれたのが、


キミで、よかった。



「ありがと。」

照れ隠しで短めに、お礼をし

生徒手帳を受け取り、


再び、帰り道へと向かう。