「あ？後悔？後悔するのはそっち…ぐっ⁉︎」


「きゃっ⁉︎」


まだ話している男を、舞は容赦なく蹴り飛ばした。


捕まっていた私は、反動で投げ飛ばされた。


うえっ⁉︎


ぶつかる⁉︎


反射的に目を瞑った。


…あれれ？


ぶつから…ない？


なかなかこない痛みに不思議に思い、ゆっくりと目を開ける。


「っ⁉︎蓮⁉︎」


目を開けると、そこには蓮のどアップ。


かっこいい…。


じゃない！


どうして蓮が⁉︎


今の状況を説明すると、蓮は床に倒れ、その上に私が乗ってる感じ。